東京都足立区の家族葬ホールでステージマジックショーのレポート
2025年6月28日(土)
東京都足立区の家族葬ホールにて、曜さんがステージマジックショーをお届けしました。
ご依頼主は冠婚葬祭互助会のイベント担当者様でした。イベントの参加者にお楽しみ頂くための余興として、昨年に引き続きご依頼をいただきました。

曜さんのレポート
会場は葬儀場のホールで、祭壇部分をカーテンで隠して即席のステージを設けていただきました。
客席は、左右5席ずつ、1列あたり10席程度の椅子が5〜6列ほど並べられていました。
観客はおよそ50〜60名ほどで、男女比はほぼ半々。
年齢層はシニア層が中心でしたが、3〜4人ほど小さなお子さんも見受けられ、ファミリーでの来場と思われました。
開演前から多くのお客様が集まってくださったため、急遽、開始10分前から早めに着席された方に向けて、軽いマジックを即興で披露。
これが場の空気を和ませる良いきっかけとなり、ショー本編へのスムーズな導入となりました。
ショーは、視覚的にわかりやすく、テンポの良いマジックを中心に構成しました。
風船や水、ロープ、空気を使った演目などを組み合わせ、途中には会場全体を巻き込んだ体験型の演目も行いました。
お年寄りにも負担なく楽しんでもらえるよう、話し方はゆっくりと、声も大きめに意識しました。
特に序盤で、声が少し聞き取りづらいという声をいただいたこともあり、以降はさらに明瞭な話し方を心がけました。
皆様の反応は、若い世代のような派手なリアクションこそ少ないものの、笑顔や目の輝きからしっかりと感動が伝わってきました。
前列のお客様には積極的に声をかけ、お手伝いをお願いする場面もあり、皆さんに“参加していただく”ことを大切にしました。
終演後には「楽しかった」「またお願いしたい」という声も多くいただくことができました。
また、通常の現場と大きく違って印象的だったのは、ホールのスタッフさんも全員が立ち見でショーを観てくださったこと。
普段は裏方に徹するスタッフの方々まで巻き込んだ一体感のある現場となり、温かい空気の中でショーを終えることができました。
このたびは、出演の機会をいただき、ありがとうございました。
この記事を書いたトランスレーター

ぐってぃ
マジシャンの夫を持つ1児の母。自身もマジックバーでの勤務経験あり。
『マジシャンと一般人の間』という特殊な立場を活かし、わかりやすくマジシャンやマジックの魅力をお伝えします。
トランスレーターとは:出演したマジシャンに取材して、マジシャン語から一般人語に翻訳する翻訳家。マジシャンの表現を文章に変換する専門家。