マジシャンが年収800万円を目指すには
- マジシャンとしてきちんとした生計を立てていきたい!
- マジシャンとして誇れる実績を積んでいきたい!
そんな若手マジシャンの方へお届けしたい本
マジシャン必見!とりっと式経営術
原作:前田真孝 文章:廣木涼
プロマジシャン向けの経営テキスト。
マジックが上手いマジシャンが、稼げるマジシャンになるための教本。
2018年までに15店舗をチェーン展開するマジックバー手品家社長・前田真孝が、その経営のノウハウを伝授する。
経営に成功する思考法、営業の取り方、業界の未来予測、マジシャンが陥りがちな状況の解決法などを経営者視点で解説。
2980円(税込)
原作者紹介
前田真孝(とりっと)
- ステージもクロースアップもこなすオールマイティマジシャン
- マジックの世界大会であるFISMに2回出場の実績
- 手品家やマジックオーシャンの創立者
- 20店舗以上のマジックバーを経営
- 2020年の総売り上げは3億円以上
この本の特徴
マジックの教本は世の中にたくさんありますが、マジシャンが稼ぐための教本はあまり多くはありません。
なぜなら、『マジックのタネ』以上に『マジシャンの稼ぎ方』はマジシャンの食いぶちに直結するものであり、とても貴重な情報であるからです。
これらの情報は、弟子入りしたマジシャンだけが知ることのできる門外不出の情報であったり、数万円以上のセミナーでしか語られない極秘の内容であったりするのです。
実際、本書の原作者の前田真孝氏も、そのようにして情報を伝えてきていました。
しかし、そのたびに自身が講演しなければならないとなると、莫大な時間が取られることになり、それゆえに高額な受講料を設定せざるを得ませんでした。
同じ内容を書籍で伝えられたらいいのに、と前田氏は思います。
そうすれば、もっと安い金額で、もっと多くのマジシャンに情報を届けられるからです。
そのような経緯で、本書は作成されることとなりました。
マジシャンは、フリーランスの一種であり、個人事業主です。
自分の仕事を自分で経営しなければなりません。
にもかかわらず、現実的には経営が不得意なマジシャンが多いようです。
経営が不得意であると、稼ぎの額が低かったり、たくさん稼いだのにお金が残らなかったり、という状況を生んでしまいます。
そうならないように、正しい方法できちんと稼ぐことと、稼いだお金をきちんと守ることを解説することが、本書の役割です。
また、本書では『売上とはお客様の喜びである』と定義しています。
『お金』を増やす方法を解説しているわけではなく、『お客様の喜び』を増やす方法を解説しています。
読了後には、生計を立てるための稼ぎもさながら、マジシャンとして誇れる実績を得るための手がかりを掴むことができるでしょう。
このような疑問や悩みを持つマジシャンにおススメ
本書『マジシャン必見!とりっと式経営術』は、以下のような疑問や悩みに対して、答えや考え方を提示しています。
その結果、年収300万円のマジシャンは年収500万円に、年収500万円のマジシャンは年収800万円に、レベルアップすることが可能になるでしょう。
- プロマジシャンは、どんな心構えでいればいいの?
- 今からマジシャンになりたいけど、どんなスキルが必要?
- 出張に呼んでもらうためには、どうしたらいいの?
- どうしたらリピーターになってくれる?
- ギャラを上げるための方法を知りたい
- 売り上げを上げるための方法を教えて!
- 将来はどのようにして見通せばいいの?
- どう学んで、どう成長していけばいい?
- 売れる仕組みの作り方を知りたい
- 経営について全くわからない!誰か教えて!
マジシャンの平均年収
マジシャンの平均年収は、一説によると200万円ほどだとも言われています。
少し信ぴょう性のあるデータとしては、プロマジシャン144人を対象にした伊藤大輔さんのTwitter調査によると、72%のマジシャンが年収300万円以下であると答えています。
また、同じ調査では、年収300万円~年収600万円が14% を占めており、合計86%が年収600万円以下であるという結果になっています。
本書は、年収800万円~年収1000万円ほどまでを対象としておりますので、9割近くのマジシャンの皆さまのお役に立てる情報をお伝えできることと思われます。
今という機会を大切に
今というコロナ禍の状況によって、稼ぎを確保できなくなったマジシャンは多いことでしょう。
このコロナ禍という期間が早く過ぎ去ってほしい、と今は誰もがそう思っています。
しかし、いざコロナ禍が収束し、自由に仕事ができる状況が来た時、
「あの時どうしてもっと勉強しておかなかったのか」
と後悔することもまた、往々にしてあることです。
仕事ができないピンチは、勉強をするチャンスでもあります。
そして、この勉強のチャンスは、刻々と終焉に向かっているという見方もできます。
今だからできること、今しかできないことは、探せばたくさん見つかるものです。
本書がそのひとつとなり、マジシャンの皆さまのお役に立てることができれば、とても嬉しいことです。