横須賀の結婚式場でサプライズマジック出演レポート
2023年3月11日
神奈川県横須賀市の結婚式場葉山ホテル音羽ノ森別邸で行われた披露宴にて、聖寿さんとAKIRAさんが、サプライズマジック出演しました。
ご依頼主の新郎様は、通常出演と違う形でゲストの皆様に驚いて楽しんでもらいたい、というご希望で弊社にご相談いただきましたので、今回のためのオーダーメイド出演をご提案いたしました。
新郎様や会場スタッフの方とマジシャンで複数回の打ち合わせを行って形を作っていき、当日の出演としては、マジシャン2名がスタッフに扮して披露宴会場を回遊しながら不思議を提供し、その後テーブルホッピングマジック、さらにステージマジック、という3段階の出演をご利用いただきました。
AKIRAさんのレポート
葉山ホテルは海岸沿いにあり、2階にある会場は、6人掛けの円卓が11テーブル広々と並べられる広さで、装飾も細部に高級感があり、そして一番目を引くのは海側の壁がガラス張りになっていてオーシャンビューが見える素晴らしい景観でした。
この度の出演は少し特殊で、式場のホールスタッフに扮し、マジシャンであることを明かさずサプライズでの出演でしたので、会場の責任者の方といつも以上に入念に打ち合わせを行いました。
披露宴が始まると、50名前後のお客様がいらっしゃいましたので、様々な“突然の不思議”をお届けしました。
たとえば、注文されていないボトルワインを届けてしまい、オーダーミスだとスタッフ(私)がオロオロして、ワインを注ぎながらグラスから手を放してしまっても、どういうわけかグラスワインは落下せずに浮遊してしまう、とか。
たとえば、お客様の肩のホコリを取って差し上げると、それが500円玉に変わり、何枚も何枚も500円玉が立て続けに出現してしまう、とか。
このようなサプライズを続けていると、お客様が、奇妙なスタッフだと注目してくれるようになりました。
そして、お客様の興味が最大になったタイミングで、司会者から、
「マジシャンです」
と紹介してもらいます。
マジシャンとして、あらためて再登場したときには、各席から、引っ張りだこと言えるような、たくさんの呼び声が上がりました。
それから、各テーブルひとつひとつを周り、じっくりとテーブルマジックを楽しんでいただきました。
硬いフォークが不思議な力でひとりでに曲がっていく、小さなお子様の手の中でハート形のスポンジがどんどん出てくる、などなど。
サプライズの中盤から、もっと見たいとお声かけいただいていたので、あらためてテーブルマジックで伺ったときには、とても歓迎ムードで、どのマジックも大変喜んでいただきました。
終わったあとに、会場様、新郎新婦様からも、
「最高でした!盛り上げていただきありがとうございました!」
と大変有難いお言葉をいただきました。
新郎新婦様の大切な披露宴で、沢山の笑顔と出会いたことを光栄に思います。
聖寿さんのレポート
今回の出演は、サプライズでのロービング(回遊)、各席でのホッピング(Close up)、そしてステージでのShowをさせていただきました。
ロービングは、乾杯後に、配膳スタッフやホテルスタッフに紛れ、マジシャンではなくあくまでも従業員という設定の「ちょっと怪しいスタッフ」という感じで。
インカムでやりとりする演技で、スタッフキャプテンさながらに会場全体を見渡して歩き回り、お客様の肩から出現する不思議な光を捕まえたり、くしゃみで炎が噴出したり、拾ったごみが突然炎上してなぜか携帯電話になってしまったり。
「これはお客様の携帯ですか?違います?失礼しました」
といった1人コントのようなことをしているうちに、会場全体が、僕たちの小芝居に付き合ってくれるような雰囲気になりました。
たとえるならば、ウォルトディズニーの会場とでも言うべきか、お客様全員が、見破ろうともせず、疑おうともせず、すべて理解した上で、演者に対して協力的なムードが出来上がっていたように感じました。
「だって、協力したほうが、もっと楽しそうなんだもん」
というお客様の心の声が聞こえてくるような現場でした。
新郎新婦様のドレスチェンジ退場後、あらためて司会の方からマジシャンとして紹介してもらい、扉から登場!
おそらく会場の全員が、もうマジシャンと気付いている中でのネタバレ紹介で、待望の拍手、最高の空気の中で迎えていただきました。
お客様はみんな「やっと来てくれたか!」という感じだったので、こちらも「今度は本気で行きますよ」と、ゴリゴリのClose upのテーブルマジックを披露。
2人のマジシャンの演技で、全テーブルで大きな歓声と拍手が巻き起こり、新郎新婦様の再入場のための最高の前座になれたと思います!
ドレスチェンジ再入場後は、ステージでの10分のShow。
新郎新婦様のご要望としては、ここまでの演出と一貫して、大仰で大掛かりなマジックを前面に出すのではなく、スパイスのような存在感をお求めでした。
それを踏まえ、大道具ではなく人との絡みを重要視し、新郎新婦様、ゲストの皆様と「Showならではの一体感」が生まれるような構成でお届けしました。
ゲストの方々は本当に良い人ばかりで、披露宴のオープニングから皆さんずっと笑顔でいらっしゃいました。
「お二人を心からお祝いしたい!」
という空気が会場内に溢れ、だからこそのウォルトディズニーだったのだと思いました。
スタッフの一員としてマジシャンとして、とても素敵な結婚式に参加させていただき、ありがとうございました。
ご両家の益々のご繁栄と、ご参加くださった全てのゲストの皆様のご健勝を記念いたします。
あらためましてこの度は誠におめでとうございました。お幸せに❤️
お客様の声
今回はご出演頂き有難うございました。
こちらの無理なお願いにも応えて下さり、普段演じていらっしゃるであろう形式でなくとも、来て頂いた方をプロとして楽しませて頂いている様子を見て、お願いしてよかったと感じましたし、私たち自身も楽しませて頂きました。
事前に綿密に打ち合わせして頂いたので、全く不安なくお願いすることができました。
式が終わった後に、色々な方から、マジックをやっている式は初めてだったがとても面白かった、とコメントいただきました。本当に有難うございました。
マジシャンの方々のお陰でとても印象に残る式になりました。
(新郎様)
改めて誠にありがとうございました。
ご機会がございました際にはお世話になりますが、今後とも何卒よろしくお願い致します。
(式場担当者様)