会場はホテルの宴会場で、畳のある和室にステージが設置されていました。
　参加者は企業の社員の方と、そのご家族25名で、そのうち4名は小学生以下の子供達でした。

　オープニングは、ハンカチがステッキに変化したり、風船が割れると同時に手に持っていたハンカチに色がつくというマジックをお届けしました。
何も書いていないただの紙が千円札に変化するマジックを冗談を交えながら行なったところ、皆さま大いに笑ってくださいました。

　続いて、子供達が楽しみやすいマジックとして、プレゼントボックスやぬいぐるみを使ったマジックをお届けしました。
　何も入っていないはずの大きな箱にみんなでおまじないをかけると、ぬいぐるみが箱の中から出現するという演出は、子供達に喜んでもらえた様子でした。

　スプーンやレコードなど色々な道具を使ったマジックの後、今度はルービックキューブを使いました。
　お客様がランダムに混ぜたはずのルービックキューブが、私が持っているもう一つのルービックキューブと、なんと全ての面が完全に一致しているのです。
　一致していることを示した瞬間、「すごい！」という歓声が聞こえ、皆さま大変驚いておられました。

　そして最後は、知る人ぞ知るサンバの曲に合わせて、鮮やかなお花が次々に出現するマジックをお届けしました。
　皆さまも巻き込み、みんなで「オーレイ！」と掛け声をかけながら、それに合わせてどんどんお花が出現するマジックに、会場のボルテージはどんどん上がっていきました。
　その興奮はショーが終わっても冷めやらず、ショー終了後も「オーレイ！」と言いながら盛り上がっておられました。

　皆さまが暖かく迎えてくださり、一緒に盛り上がることができ、私にとって忘れられない思い出となりました。
　皆さまにとっても忘れられない旅の思い出の一部になっていれば幸いです。
　この度は貴重な機会をいただき、心から感謝申し上げます。