【レポート】三重県志摩市のホテルの宴会場でステージマジックショー​

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三重県志摩市のホテルの宴会場でステージマジックショー

 2024年10月30日(水)。
 三重県志摩市の志摩観光ホテルザ・クラシックにて、SHiN-Ta-Roさんがステージマジックショーをお届けしました。

 ご依頼主はネジの専門メーカーの幹事様で、社員旅行の余興としてご利用いただきました。

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SHiN-Ta-Roさんのレポート

 今回は、志摩観光ホテル ザ・クラシックで開催された企業さまの110周年パーティにて、ステージマジックショーをお届けしました。
 会場は、横15m・奥行き4mほどの立派な舞台が備わった広い宴会場で、イリュージョンショーもできそうなほどの設備が整っていました。テーブルは3×3の9卓で並び、各卓6名ほど。男女比は7:3ほどで、若い女性の方々もいらっしゃり、年齢層も新卒の方から定年近い方まで幅広い印象でした。

 ショーのスタートは、主催企業の次回登壇者のプロフィール読み上げから、曲が先行し、こちらで合図を出して緞帳が上がるという流れ。舞台裏で音のタイミングを合わせながら、徐々に会場がショーモードに切り替わっていく高揚感が伝わってきました。

 ご依頼主様からは「気取らず盛り上げてほしい」とのリクエストをいただいていたため、今回は“観客の皆さんと一緒に楽しむスタイル”を中心に構成しました。
 演じたのは、ロープが次々と変化していく《フォーナイトメアーズDX》、絵が動き出すような不思議が起こる《モナリザ2》、手の動きだけで観客を驚かせる《ハンドツイスト》、未開封のペットボトルの中にカードが現れる《ペットトリック》、そして会場全体が息をのむ《フローティングテーブル》の5作品です。

 同じ会社の皆様だからこそ、リアクションが大きい方を自然に指名しながら進行でき、会場は終始あたたかい笑いに包まれていました。特に、ペットトリックでは、舞台上に上がってくださったお客様が、まるで事前に打ち合わせしていたかのような絶妙な見せ方で、ボトルの中に浮かび上がるカードを周囲の方へ順番に披露。テーブル席からは「おお…!」という低いどよめきが続き、空気が一段と引き締まりました。

 終盤のフローティングテーブルでは、テーブルがふわりと持ち上がった瞬間、社長様が思わず前のめりに椅子から腰を浮かせ、「あれは…どうなってるんですか?」と最後に写真撮影へ呼んでいただいた際にも声をかけてくださるほど印象に残っていたご様子でした。
  「また呼んでいただけたら、何かわかるかもしれませんね」とお伝えすると、周囲の皆様が笑いながら頷いてくださり、温かい空気のままショーを締めくくることができました。

 素晴らしい舞台設備のおかげで、予定していたテーブルマジックから完全にステージショーへと切り替えましたが、結果としてそれが大正解。皆様が一つひとつの現象にしっかり反応してくださり、時間を少し延長してしまったほど、最後まで夢中で楽しんでいただけました。

 この大切な110周年という節目の時間にご一緒できたこと、心から光栄でした。
 またお会いできる日を楽しみにしております。ありがとうございました。

お客様の声

 会場設備等の情報(想定したものより広かった)があまりない中で、可能な限りのパフォーマンスをしていただけたことをありがたく思います。

(幹事様)

この記事を書いた見習いトランスレーター
ひより

ひより

言葉で人の心を照らしたいフリーライター。取材や日々の気づきを文章にし、誰かの記憶の片隅でそっと灯るような物語を書いています。

見習いトランスレーターとは:マジシャンに取材して、一般人にもわかりやすいようにAIを使って文章化する。マジシャンの表現を文章に変換する専門家の見習い。

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