長崎県諫早市の干拓の里でステージマジックショー
2024年11月17日(月)
長崎県諫早市の干拓の里「ゆうゆう広場」にて、手品家博多女子のHATSUMiさんとパキラさんがステージマジックショーをお届けしました。
ご依頼主は広告代理店のクライアント様で、秋祭りのステージイベント向けにご利用いただきました。
HATSUMiさんとパキラさんのレポート
今回は、長崎県諫早市の干拓の里で開催された「ララコープ 秋の収穫ふれあいまつり2024」にて、HATSUMi&パキラとしてマジックをさせていただきました。会場には、未就学児のお子さまを連れたご家族から、おじいちゃん・おばあちゃん世代まで、本当に幅広い年齢層の方が集まり、会場全体がとても賑やかで温かい雰囲気に包まれていました。子どもたちの笑い声や、驚いたときの素直なリアクションがあちこちから聞こえてきて、お祭りらしい活気を強く感じる現場でした。
私たちの出番は11時30分と14時の2回。司会の方の紹介のあと、どちらの回も中国の伝統芸能を取り入れた「変面」からスタートしました。音楽に合わせて演技を進める中で、顔につけた仮面が一瞬で次々と変わっていくたびに、客席からは「すごい!」「どうなってるの?」といった声が自然と上がり、拍手が止まらない空気に。特に前の方で見ていた子どもたちは、仮面が変わる瞬間を見逃すまいと、身を乗り出すようにステージを見つめていました。
1回目と2回目は同じ会場でしたが、お祭りの流れやお客様の様子に合わせて構成を少しずつ変えました。1回目は、和傘やカラフルなファンベールを使い、色や動きで楽しんでいただける演目を中心に。さらに、カップやカードを使ったマジックでは、目の前で現象が起こるたびに「え?」と小さく声が漏れ、自然と会場との距離が縮まっていくのを感じました。2回目は、変面を目当てに集まってくださった方も多く、仮面が変わるたびに、後方のお客様までしっかりと拍手で応えてくださるのが印象的でした。
お祭りならではの一体感も強く、仮面が変わるたびに前列の子どもたちが思わず立ち上がり、「次はどんな顔?」と声をかけてくれたり、後ろの席ではおじいちゃんおばあちゃんが穏やかな笑顔で手を叩いてくださったりと、世代を越えて同じ瞬間を楽しんでいる様子が伝わってきました。クライアントの方からも「ここまで会場が一体になるのは珍しいですね」と声をかけていただき、とても嬉しく感じました。
今回は、年齢を問わず楽しんでいただける構成を意識し、演目ごとに見せ方を工夫しました。中でも変面は、シンプルでありながら誰にとっても分かりやすい驚きを届けられる演目だと、改めて実感しています。観客の皆さまと同じ空気を共有しながらパフォーマンスできたことは、私たちにとっても大切な経験となりました。この度はお招きいただき、誠にありがとうございました。
この記事を書いた見習いトランスレーター
ひより
言葉で人の心を照らしたいフリーライター。取材や日々の気づきを文章にし、誰かの記憶の片隅でそっと灯るような物語を書いています。
見習いトランスレーターとは:マジシャンに取材して、一般人にもわかりやすいようにAIを使って文章化する。マジシャンの表現を文章に変換する専門家の見習い。


