西中洲の屋形船の宴会で出張マジックのレポート
2022年12月20日
福岡県福岡市中央区西中洲。福岡唯一の屋形船中州はかた舟の宴会で、メンタリストHori Koki、クロースアップマジシャン廣木涼が出演しました。
タレント派遣会社様からのご依頼で、不動産企業様が、不動産オーナー様をおもてなしするために、マジシャンをご利用いただきました。
2隻の屋形船が同時に出船して宴会が行われ、洋船にHori Koki、和船に廣木涼が乗り込み、それぞれの船でパフォーマンスをお届けしました。
Hori Kokiさんのレポート
場所はなんと。。屋形船の上!
福岡の繁華街「中州」にて、名物でもある屋形船で行われた素敵な謝恩会イベントに、メンタリズムパフォーマンスで出演させていただきました。
私の乗船した洋船は、20名様の、コの字型のカウンターテーブル席の間取りでしたので、皆さんでご一緒に楽しめる約30分のサロン形式のメンタリズムパフォーマンスをお届けしました。
船内のスペースが限られており、観客の皆様や演者が自由に動き回るのも難しい状況でしたが、お近くの3名様にお手伝いいただきながら、心を読んで隠されたアイテムを見つけるというメンタリズムをお楽しみいただきました。
他にもたくさんの演技をお楽しみいただきましたが、サロンショー終了後、船のエンジンが止まってしまい船内が真っ暗になるという、屋形船ならではのハプニングもありました。
それに伴い、お食事の提供が滞る場面もありましたので、その時間を埋めるために、さらに、メンタリズムと催眠のパフォーマンスをお席ごとにお届けし、合計で1時間ほどの演技をお楽しみいただきました。
今回は屋形船の中、そしてサロン(中距離)とクロースアップ(近距離)という混合スタイルで演技をお届けしました。
皆様には、心も体も ”揺れる” 素敵な夜をお楽しみいただけたかもしれません。
廣木涼のレポート
僕が乗船した和船は、畳の座敷に掘りごたつのテーブルが6卓で、36名のお客様の会場でした。
準備した演目はカードマジック2品で、裏表をバラバラに混ぜた中でお客様が選んだカードを当てるマジック、お客様がサインしたカードが一番上に上がってくるマジックを、6テーブルでお届けしました。
最初のテーブルでは、新品のトランプを封切して調べてもらうところから始めましたが、広げた手がトランプよりも小さいような歳の女の子が、とても嬉しそうにトランプを握って協力してくれて、とても和やかな雰囲気に包まれました。
また、6テーブルで演じる中には、マジックが趣味の方もおられて、僕の演じるマジックのタネも知っている風だったので、
「マジックが初めての方は、現象の不思議さをお楽しみください。このマジックを知っている方は、僕のスキルをお楽しみください」
と楽しむポイントをお伝えしました。
演技が終わった時に、一番目を輝かせて、一番大きな拍手をしてくれたのが、そのマジックが趣味の方だったことが、僕としては嬉しかったです。
たとえば、たこ焼きは、食べても美味しいですが、作っている過程を見るのも楽しいです。
同じように、マジックも、表から見ても裏から見ても、タネを知っても知らずとも楽しめる演技が、僕の目標とするエンターテイナーとしての在り方です。
そして、トランプの封を切って箱を開ける作業さえもワクワクするエンタメにできるような、そんな演技を目指しています。
今日の出演は、そんな目標が体現できたようで、演じていて楽しかったです。
後から屋形船のスタッフさんに、
「めっちゃ盛り上げ上手ですね」
と耳打ちされたのも、嬉しい一言でした。
今回は出演のご機会をいただき、ありがとうございました!