大分県別府市のホテルで宴会ステージマジックショー
2024年8月16日(土)。
大分県別府市のホテル白菊にて、手品家博多女子のHATSUMiさんとパキラさんがステージマジックショーをお届けしました。
ご依頼主はコンクリートの大型工事など社会基盤整備事業の企業様で、慰安旅行の宴席余興としてご利用いただきました。
HATSUMiさんとパキラさんのレポート
今回は、別府の温泉旅館ホテル白菊にて、慰安旅行の宴席でマジックショーをさせていただきました。
会場は畳敷きの宴会場で、料亭のように設えられた豪華なステージが印象的な空間です。ご参加は約35名。50代以上の男性の方が多くいらっしゃいましたが、女性の方やお子様もお一人参加され、和やかな雰囲気の中でショーがスタートしました。
オープニングは、HATSUMiによる中国伝統芸能「変面」。音楽に合わせて踊る中、手を触れずに次々とお面が切り替わるたび、客席から自然と拍手が起こります。途中では客席の間近まで降りていき、目の前で披露する場面も。最後、素顔が現れたと思った瞬間、再びお面が現れ、そしてもう一度素顔に戻る――その一連の流れに、会場全体がどっと沸き、手拍子が鳴り止みませんでした。続くパキラの和傘マジックでは、和の空間に映える演出で、傘が次々と現れます。クライマックスで傘と扇子が同時に決まった瞬間、客席から思わず声が漏れるほどの盛り上がりとなりました。
雰囲気が温まったところで、トークを交えたマジックへ。観客とのやり取りを大切にしながら距離を縮め、会場全体がリラックスした空気に包まれていきます。途中では社長様にもステージに上がっていただき、実際にマジックに挑戦していただきました。手順をひとつずつ進め、見事に成功した瞬間、周囲の社員の方々が一斉に拍手を送り、社長様も思わず笑顔に。その光景がとても印象的でした。
後半は、HATSUMiによるスリーカードモンテ。3枚のカードを使ったゲーム感覚のマジックで、「どこにあるのか」を皆さんで考えながら進めていきます。指差しや声が自然と飛び交い、会場が一体となる時間になりました。そしてフィナーレは、パキラによるフローティングテーブル。お子様をステージにお招きし、息を吹きかけると、テーブルがふわりと宙に浮かび、そのまま会場内をゆっくりと移動します。大人の方も思わず身を乗り出し、終演後もあちこちでその話題が続いている様子が見られました。
ショーの後、会場では「さっきのマジック、すごかったですね」とお客様同士で会話が弾んでいたと伺っています。皆様にとって、旅のひとときを彩る思い出のひとつになっていれば、これほど嬉しいことはありません。
この度は、温かく迎えていただき誠にありがとうございました。今後も、場の雰囲気に寄り添いながら、心に残る時間をお届けしてまいります。
この記事を書いた見習いトランスレーター
ひより
言葉で人の心を照らしたいフリーライター。取材や日々の気づきを文章にし、誰かの記憶の片隅でそっと灯るような物語を書いています。
見習いトランスレーターとは:マジシャンに取材して、一般人にもわかりやすいようにAIを使って文章化する。マジシャンの表現を文章に変換する専門家の見習い。


