【レポート】岡山県の防犯イベントでマジックショー

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岡山県高梁市の防犯イベントでマジックショーのレポート

 2023年12月14日(木)
 岡山県高梁(たかはし)市で行われた防犯意識啓発イベントで、サスケさんが、ステージマジックショーをお届けしました。 

 ご依頼主は、市民の防犯と交通安全意識の啓発イベントを企画する高梁市の警察署の方でした。
 サスケさんの得意とするピックポケットショー(スリの技術を使った演技)が、『防犯』というテーマにぴったりということで、イベント内のパフォーマンスとしてご利用頂きました。

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市長とサスケ

サスケさんのレポート

 年末年始の防犯意識と交通安全の啓発をテーマにした警察署のイベントで、ショッピングモールでの開催でした。
 高梁市長や防犯パトロールの方がご参加されていました。

 最初は「ディアボロ」と呼ばれる中国ゴマのジャグリングを披露し、お客様の拍手の練習を行いました。
 その後は音楽に合わせて、ハンカチの色が一瞬にして変化したり、ロープの長さが自由自在に変化したりするマジックを行い、会場が暖まったところで、メインのマジックを行いました。

 メインのマジックは、僕が得意とする、スリのテクニックを使ったピックポケットショーです。
 防犯イベントということで、敢えて犯行に見立てた演技を体験していただき、注意喚起するための構成としました。
 被害者役は高梁市長ですが、市長はスポンジマジックをお手伝いしてもらう体でステージに上がってもらっていて、被害者になることは知りません。
「スポンジボールを握っていただきますが、感触が変わらないかしっかりと手の中を意識していて下さい」
と市長には伝えて、僕はあたかもスポンジボールに変化を起こさせようとする素振りをしますが、その動きの中で市長の腕時計を盗み取ってしまいます。
ですが、市長は手の中のスポンジボールに意識がいっていて、腕時計を盗られたことに全く気付きません。
 その後も、様々な意識誘導のもと、市長のポケットに入っている物までどんどん盗ってしまいますが、それにも全く気付きません。
 客席からは盗み取っている様子が丸見えなので、盗られても盗られても気付かない市長を見て観客は大笑い。

 一通り盗り終えたところで、握っているボールが増えるマジックを行い、驚いている市長に、
「いま何時ですか?」
と尋ねます。
 ここで市長は腕時計が無いことに気付き、さらにポケットの中身も無くなっていることにも気付き、大慌て。
 まるでドッキリ番組のような状況になりましたが、ここで今回のテーマである防犯意識に絡めたマジックであることを明かして、ネタバラシ。盗った物もお返ししました。
 人はひとつのことに集中しすぎると、大事なものが盗まれたり、騙されたりしても、気付けないことがあるので、注意して下さいとお話しました。

 次のマジックも、また別のお客様にお手伝いいただき、クイズ形式のマジックを行いました。
 しかし、これもクイズに一生懸命になっているうちに、やはりマジシャンに騙されてしまい、客席はまた大笑い。
 先ほどの市長の姿を見た後でもなお騙されてしまうのです。
 このように、一点に集中していると視野が狭くなり、交通事故などに繋がるのでご注意ください、というお話のためのマジックでした。

 このたびは出演の機会をいただきありがとうございました。
 皆様の防犯や交通安全への意識の向上に貢献できていたら嬉しいです。

お客様の声

 サスケさんは、パフォーマンスに当方の要望に沿った、防犯や交通事故防止のテーマを取り入れ、分かりやすく話をしていただきました。
 それに、何よりも想像以上に楽しく、不思議なマジックショーで感激しました。

 出席者の方からも、
「これまでのイベントで過去イチ良かったよ」
などの言葉をいただき、サスケさんを選んだ私の目に狂いはなかったと思っています。
 (クライアント様)