「結婚式の披露宴ではなく、友人だけのお披露目会なので、固くなりすぎないように」
というお話だったので、丁寧なトークをしつつもくだけた雰囲気を、という演技を心掛けました。

　お客様は20人ということで、テーブルマジックを演じる段取りでしたが、会場に行ってみると50人は入れそうな畳の大部屋に広々とした席配置だったので、演技を大きく見せるようにアレンジして、ステージマジックとしてお届けしました。
　実は、マジシャンになる前は、新潟で局アナをしていた経歴もあるので、登場から大きな拍手をいただいたとき、あの頃と同じ新潟の暖かさを感じました。

　マジックとしては、ハンカチがステッキに変化するマジックや、お客様が持つサイコロの目を後ろ向きのまま当てるマジック、フォーク曲げのマジックなどをお楽しみいただきました。
　最初は表情が硬かった新郎様も、「ええっっ！！」とか「なんで！？」と、目を大きくしていたのが印象的でした。

　最後に1分間のスピーチマジックが終わると、会場が揺れそうなほどの大きな拍手をいただき、さらにお客様からアンコールをいただいたので、5分ほどおまけのマジックをさせていただきました。
　新郎新婦様からはお土産もいただき、新潟の皆さまの心のあたたかさを実感した一日でした。