宮城県岩沼市の小学校の体育館でステージマジックショー
2024年11月9日(土)
宮城県岩沼市の小学校にて、翼さんがステージマジックショーをお届けしました。
ご依頼主は小学校のPTA会長様で、オータムフェスティバルの余興としてご利用いただきました。
翼さんのレポート
今回は、昨年に引き続き2年連続でご依頼をいただき、小学校のお祭りでマジックをさせていただきました。午前中の音楽発表会が終わったあとにお祭りが始まり、バンド演奏の熱気が残る中でマジックショーという流れでした。会場は体育館内ですが、飲食ブースが並び、室内で野外イベントをしているような開放的な雰囲気。小学生とその保護者、卒業生などを含め、お祭り全体では約600名が来場されていました。
私は「2年連続で出演するマジシャン翼」としてご紹介いただき、「前の方で見たらタネが見破れるかもしれませんよ」という一言も添えられての登場でした。ステージ下にはドラムセットが置かれ、観客との距離がある少し特殊な環境。じっと座って観るというより、自由に行き来できる野外のような空気感があり、ショーの緊張感を作るのが難しい現場でもありました。
年齢層が幅広く、距離もあったため、今回は現象が一目で伝わるマジックを中心に構成しました。シルクが次々と姿を変えるマジックや、何もなかった手からハンカチが現れる演目、たくさんのカードが一瞬で揃っていくカードマジックなど、遠くからでも変化がわかる内容を選んでいます。ショー序盤は少し距離を感じましたが、スタッフの皆さんが積極的に拍手をしてくださり、その拍手が客席全体へと広がっていくのが伝わってきました。
中盤のルービックキューブのマジックでは空気が一変しました。バラバラに混ざったキューブが、観客の目の前で一瞬にして揃うと、子どもたちがステージのギリギリまで近づき、身を乗り出すようにしてかじりつくように見てくれました。距離のあった会場が、その瞬間だけ一気に縮まった感覚がありました。
ショー終了後には、「マジック習いたい!」「どうやったらできるようになるの?」と声をかけてくれる子どもたちや、「今年も楽しかった!」という嬉しい感想もいただきました。マジックに興味を持つ生徒さんが多いとのことで、来年はマジック教室のコーナーも検討したいというお話までいただいています。来年は今年以上に、小学校生活の思い出に残る時間を届けられるよう、これからも精進してまいります。2年連続でご依頼いただき、本当にありがとうございました。
この記事を書いた見習いトランスレーター
ひより
言葉で人の心を照らしたいフリーライター。取材や日々の気づきを文章にし、誰かの記憶の片隅でそっと灯るような物語を書いています。
見習いトランスレーターとは:マジシャンに取材して、一般人にもわかりやすいようにAIを使って文章化する。マジシャンの表現を文章に変換する専門家の見習い。


