【レポート】宮城県石巻市の公民館でステージマジックショー

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宮城県石巻市の公民館でステージマジックショー

2025年3月15日(土)
宮城県石巻市の公民館で、マッキ.☆さんがステージマジックショーをお届けしました。

ご依頼主は、子ども会の幹事様で、歓送迎会にてご利用いただきました。

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マッキ.☆さんのレポート

 今回は、宮城県石巻市で行われた子ども会の歓送迎会にて、約30分のマジックショーを披露させていただきました。
 周囲を田んぼに囲まれた公民館のような会場で、畳の部屋がステージとして使われており、襖が開くと同時に登場するという印象的な始まりでした。外の静けさと、室内に満ちる期待の空気。そのコントラストが心地よく、あたたかい雰囲気の中でショーがスタートしました。

 お客様は、お子さんが約60名、保護者の方々も多くいらっしゃり、お父様方の姿も目立ちました。
最前列にいた未就学児の女の子が、マジックが起こるたびに大きく口を開けて見入っていたのがとても印象的でした。目の前で起こる不思議を純粋に受け止めるそのまなざしに、私自身も初心を思い出させられました。別の子は驚きながら「What!?」と声をあげ、会場全体が笑いと驚きに包まれるなど、和やかな空気に包まれました。

 演じたのは、ステッキやシルクを使ったオープニングから始まり、ジャンピングフィッシュやフォーナイトメアーズ、新聞紙やトランプマジック、そして最後はフローティングテーブルまで。普段通りの構成でしたが、フォーナイトメアーズで手順を飛ばしてしまうアクシデントや、ジャンピングフィッシュの仕掛けが外れるハプニングもありました。
 しかし、そんなときこそ本番の醍醐味です。焦らず切り替えて次の演目に移り、ショーを止めずに進行できたことに自分の成長を感じました。失敗も含めてリアルなステージ。その瞬間瞬間をどう乗り越えるかが、ライブマジックの魅力だと改めて実感しました。

 終演後には、お子さんたちからたくさんの質問をいただきました。
 「テーブルが浮くマジックの種は何ですか?」と率直に聞かれ、思わず笑ってしまいましたが、「それは企業秘密です」と答えると、会場に笑いが広がりました。質問タイムはまるで記者会見のようで、子どもたちが真剣に興味を持ってくれていることが嬉しかったです。今後はこの質問コーナーも、積極的に取り入れていきたいと思います。マジックを“観る”だけでなく、“知る・考える”きっかけにしてもらえたら嬉しいです。

 さらに嬉しかったのは、今回のご依頼のきっかけを伺ったときのこと。
なんと、昨年別の会場で私のマジックを観てくださった方のご紹介で、この度もお声がけをいただいたとのことでした。過去のご縁が新しい出会いにつながる瞬間に、マジシャンとして大きなやりがいを感じました。事前のやり取りから当日の準備まで、齊藤さまをはじめ皆さまに温かくご対応いただき、心より感謝しております。

 これからも、お客様に「観に来て本当によかった」と思っていただけるように、一つひとつの現場を大切にしながら、日々精進してまいります。
 このたびは素敵な機会をいただき、本当にありがとうございました。

この記事を書いた見習いトランスレーター
ひより

ひより

言葉で人の心を照らしたいフリーライター。取材や日々の気づきを文章にし、誰かの記憶の片隅でそっと灯るような物語を書いています。

見習いトランスレーターとは:マジシャンに取材して、一般人にもわかりやすいようにAIを使って文章化する。マジシャンの表現を文章に変換する専門家の見習い。

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