会場のルーデンス立川様は華やかな結婚式場でした。
　今回は、お客様は100名様ほど、15テーブルの円卓がある会場での出演です。
　新郎新婦様のお色直しの歓談中の出演だったので、各テーブルで至近距離でお楽しみいただくテーブルホップ形式でマジックをお届けしました。

　まず司会の方の紹介で、スタッフの方に扉を開いていただき、登場しました。
　皆さんの前で、ステッキの出現など、1～2分のステージマジックをお届けした後、各テーブルを回って至近距離のクロースアップマジックをお楽しみいただきました。
　水晶玉の浮遊、スポンジボールの瞬間移動、カード当てマジックなど、短い演技でリズムよくテーブルを回りましたが、各卓で前のめりで盛り上がっていただけたようでした。
　演技時間が短かったこともあり、「もっと見たかった」という声もたくさんいただきましたが、実はマジック業界には、「見飽きるまで見せてはいけない、もの足りないくらいがちょうどいい」という諺があります。

　時間配分に関しては、式場の方と入念に打ち合わせして、押したり巻いたりする可能性があることを事前に伺っておりました。
　実際、この日の出演のタイミングでは時間が押していて、持ち時間を巻く必要がありましたので、そのように対応させていただきました。
　少ない時間の中でも、なるべく多くのお客様に楽しんでいただきたいと思い、短い時間での演技構成としたことが、多くの方に喜ばれた要因かと思っております。
　後のお話でも「時間調整してもらって助かった」と式場スタッフの方にも喜ばれました。

　出番の最後には、再度皆さんの前に戻り、トランプをくす玉に変化させるマジックで演技を終了し、終わりの挨拶をして退場しました。
　時間配分に関して、臨機応変に対応ができたかと思っております。ゲストの皆様に楽しんでいただけて、式場スタッフの方にも安心していただけていれば幸いです。
　この度は、出演のご機会をいただき、ありがとうございました。